1、基準を満たす
EP900Sせきがいぶんこうそくゆけい国基準「HJ 637-2018水質石油類と動植物油の赤外光度測定法」に適合
2、技術原理
EP900SせきがいぶんこうそくゆけいHJ 637-2018基準に基づき、水中の油類物質をテトラクロロエチレンで抽出し、総抽出物を測定し、その後抽出液をケイ酸マグネシウムで吸着し、動植物油などを除去した後、石油類を測定した。全抽出物および石油類の含有量は、波数がそれぞれ2930 cm−1(CH 2基中のC−H結合の伸縮振動)、2960 cm−1(CH 3基中のC−H結合の伸縮振動)、および3030 cm−1(芳香族炭化水素中のC−H結合の伸縮振動)スペクトルバンドにおける吸光度A 2930、A 2960、およびA 3030から計算される。動植物油の含有量は総抽出物と石油類の含有量の差で計算する。
3、計器の使用部門
環境モニタリングシステム、石油化学工業、水文水利、水道会社、下水処理場、火力発電所、鉄鋼企業、大学科学研究教育、農業環境モニタリング、鉄道環境モニタリング、自動車製造、海洋環境モニタリング、交通環境モニタリング、環境科学研究などの測定室、実験室で使用される。
4、器具の応用範囲
EP900Sせきがいぶんこうそくゆけい主に地表水、地下水、工業廃水中の油含有量の測定に応用され、飲食業の煙ガス中の油の監視と固体中の油含有量の監視にも用いることができる。この計器は水体、ガス、固体中の油含有量を測定する計器である。
5、技術指標
プロジェクト技術指標
計器検出限界3 SD≦0.02 mg/L(11回のブランクを測定して3倍の標準偏差を計算する
方法検出限界(水サンプル)0.002 mg/L
基本測定範囲(0.20~12.00)mg/L
水サンプル測定範囲0.0〜100%油(希釈または濃縮抽出測定法)
反復性RSD≦0.5%(20-100 mg/L油標本測定11回)
テトラクロロエチレン2930 cm−1の吸光度を測定する:<0.2(A)
芳香族炭化水素検出限界2 mg/L(ベンゼン国家標準物質)
精度誤差<1%
相関係数R>0.9999
スキャン速度全スペクトルスキャン、30秒/回
波数範囲3400 cm−1〜2400 cm−1(すなわち2941 nm〜4167 nm)
吸光度範囲0.0000~3.0000 AU
解像度0.001 mg/L
波数精度と繰返し性±0.5 cm−1
使用温度と湿度温度範囲1℃-40℃、湿度≦90°C
器具寸法≦(470*330*145)mm
使用電源(220±22)V、(50±1)Hz、50 VA
6、技術特徴
1)EP900Sせきがいぶんこうそくゆけい国標準HJ 637-2018に適合し、赤外線三波数と非分散単波数スペクトル図がはっきりし、目盛りが正確で、三波数による吸収スペクトル図と吸光度をはっきり表示することができる、
2)メーカーは標準油フィルタを配備し、長期にわたって単点補正を行うことができ、単回標準曲線は一生交換を免除し、標準油有毒試薬の配置を免除する、
3)測定器の補正係数機能を有し、かつ標準曲線の補正ができ、単点補正、多点補正、曲線補正ができる、
4)分解可能一体化光学系、体積が小さく、光路が短く、エネルギーが大きく、先に分光してから吸収し、安定性が良い、
5)機器ワークステーションは安定したNET 4.0運行プラットフォームを採用し、グリーンハードディスク版はインストール不要で、ソフトウェア著作権証明書を持っている、
6)Windows 7またはWindows 10のオペレーティングシステム制御を採用する、
7)SE-3 KS全自動抽出器を配備でき、全自動定量注入、抽出、分離脱水と振動吸着動植物油を実現し、有毒試薬に接触せず、操作者の健康を保障する、
8)相関係数が良く、0.5-5 mgLを測定し、R>0.9999;
9)自動的に計器のメチレン2930 cm-1の波長定位を調整でき、計器の正確な測定を実現する。
10)計器は11インチタッチタブレットを内蔵し、外付け無線マウスキーボード、同時に外付けパソコンもでき、操作が便利で迅速である;
11)0時リアルタイム調整、ベースラインの安定性が良く、ベースラインドリフトの影響がなく、熱放電赤外検出器を採用し、ハロゲンランプが点滅した時の熱放電電気信号を収集する、
12)自動統計分析、スペクトル表示、保存、印刷などの機能を有し、無線ネットワーク接続遠隔制御操作が可能である、
13)水サンプル中の総油、石油類、動植物油を測定することができ、飲食業の油煙ガス中の油、固体中の油を測定することもできる、
14)非分散と赤外線のキー切り替え、操作が便利である、
15)抽出溶媒の光透過率と純度を検査し、各干渉物を分解することができる、